山梨県全域の川や湖で釣りが可能になる魔法のフリーパスこと、山梨県下共通遊漁承認証を今年も無事ゲットできました。
筆者は今年で三度目の購入になりますが、入手方法について色々と勘違いしていたので、改めて調べ直しました。
それと、年々購入倍率が上がってきている共通遊漁承認証の問題点についても思うことが多々ありました。
山梨県下共通遊漁承認証とは
山梨県下共通遊漁承認証(以下 共通遊漁承認証)とは、山梨県漁連が発行している山梨県下共通の遊漁券のことです。
基本的に遊魚券は各漁協が扱っているものですが、この共通遊漁承認証に関しては山梨県漁連が発行しています。
そのため、共通遊漁承認証の売り上げは各漁協ではなく、山梨県漁連に入ります。
山梨県漁連では、県下全漁業協同組合の承認を受け、県下共通遊漁承認証【全魚種】の販売を行っています。県下共通遊漁承認証は、全漁協の年券を購入するに比べ割安になっていますが、各漁協の遊漁料収入に支障を来さないよう、発行枚数を制限しています。売り切れになる場合がありますが、各漁協の増殖経費を確保するため、ご理解をお願いします。
https://www.yamanashi-gyoren.com/archives/619
発行枚数が制限されている理由はこのためです。
この共通遊漁承認証ばかり売れてしまっては、各漁協も困りますからね。
各漁協にも年券がありますが、漁協の年券はおよそ5,000円ほど。(漁協によって異なります)
漁協の数は合計10以上あるので、山梨県内全ての川の年券を購入したら、ざっと50,000円以上はかかる計算です。
それに比べて、共通遊漁承認証は21,000円で購入できるのでかなりお得ですね。
山梨県下共通遊漁承認証の入手方法
共通遊漁承認証を入手する方法は以下の通り。
- 取扱店の事前予約
- 取扱店の店頭販売
- 県漁連の抽選
これらのいずれかの手段で共通遊漁承認証はゲットできます。
筆者の場合、令和3.4年度は取扱店の事前予約で手に入れましたが、令和5年度の今回は、事前予約はすべての取扱店が予約オーバーでダメでした。
そのため、今回は発売日当日の店頭販売で入手しましたが、ひとつ勘違いをしていました。(結果的にゲットできたのでOKですが)
販売店名 | 住所 | 電話 |
青柳釣具店 | 甲府市川田町547-5 | 055-237-2480 |
フィッシングショップ アメミヤ | 笛吹市石和町市部677-1 | 055-262-4750 |
清水屋つり具店 | 市川三郷町市川大門937 | 055-272-0336 |
キャスティング 甲府店 | 昭和町西条3,107 | 055-268-5711 |
宮澤つり具店 | 甲府市寿町6-15 | 055-222-6861 |
シマヤ釣具店 富士吉田店 | 富士吉田市上吉田4-9-6 | 0555-23-3521 |
つり具の加賀美 太田店 | 甲府市太田町9-4 | 055-233-5703 |
上州屋昭和店 | 昭和町清水新居1,398 | 055-231-2556 |
福島釣具店 | 都留市上谷6-10-8 | 0554-43-3672 |
ハタ銃砲つり具店 | 上野原市上野原3441 | 0554-63-0334 |
畠山釣具店 | 大月市富浜町鳥沢2905 | 0554-26-5510 |
山梨県漁業協同組合連合会 ※ご本人以外の代理の方への販売はしません | 甲斐市牛句518-1 ※平日9:00~16:00 | 055-277-7393 |
店頭販売をしているのは以上の12店ですが、基本的にはどこも予約いっぱいで、店頭販売はありません。
ただし、ハタ銃砲つり具店のみ、予約なしの当日販売だけというルールを設けています。
それを知った筆者はこのお店の当日販売で無事ゲットすることができたのですが、山梨県漁業協同組合連合会でも店頭販売が出来たことを後から知りました。
距離的に山梨県漁業協同組合連合会の方が近かった…。
ちなみに、抽選の倍率は、
- 令和5年度が100枚/177名
- 令和4年度が105枚/154名
結構な倍率ですね。
山梨県下共通遊漁承認証について思うこと
とても便利でお得な共通遊漁承認証ですが、購入の公平性やルールについて問題点を感じます。
運営サイドもルールについては検討・改善するようですね。
来シーズンは購入方法や価格などが変わるかもしれません。
コロナ禍で遊漁の需要が高まったことは大変有り難い事ですが、皆様方が共通遊漁承認証の購入で不公平感を抱くことなく、楽しく釣りが楽しめるように、R6年度からは十分に検討・改善をしたいと考えていますので、ご理解頂ければ有り難く存じます。
https://www.yamanashi-gyoren.com/archives/703
とりあえず、取扱店ごとに予約のルールが統一されていないのは問題に感じます。
ハタ銃砲つり具店の店頭販売では30枚ほどしか用意されていないのに、電話予約できなかった人たちの多くがそこに殺到してしまいます。
購入できなかった人もかわいそうだし、断るお店の負担もありますよね。
ちなみに、筆者はの場合、28/30枚だったのでかなりギリギリでした。
来シーズンは公平性やルールが改善されているといいな。
記事にコメントをする