2023/03/15、渓流釣りの解禁日は一般的には3月1日だが、忍野村や都留漁協管内の川は3月15日が解禁日。
そんなわけで、桂川最上流の忍野村へ解禁日の様子を見に行った。
現地に14時着なので、あまり期待はしていなかったが、結果は4バラシのノーフィッシュという結果だ。
2023年解禁日|忍野村
本日のコンディション
甲府市内を抜けて忍野村へ向かうが、甲府市内の気温は20℃に迫る気温でとても暖かい。
一方、忍野村は13℃前後とやや低め。とはいえ、春を感じるには十分な暖かさだった。
水温は13℃。
湧水のおかげで水温は通年安定している。
マスたちにとっては最高の環境だ。
本日のタックル
本日のタックルはこちら。
ロッド:KBullet Quick 8ft #3
リール:KBullet Volt 2/4
フライライン:Kencube シューティングスペイライン#3
リーダー:Kencube ステルスリーダー 5X 12ft
ティペット:シーガーエース 0.8号
フライ:ライジングピューパ #18
忍野村では突然の大物に備えて、やや強めの竿を使うようにしている。
KBulletの竿は20cm台の魚では竿が強すぎる印象も受けるが、50cmオーバーの魚にも負けない強さがあると思うので、大物が予想される場面では心強い竿だ。
後述するが、リーダーは4Xの方が良かった。
今回は、インジケーターを使ったルースニングを使っていく。
14時スタートフィッシング
ライジングピューパ#18のバーブを潰してスタートフィッシング。
左手に見える橋の上から魚影を確認したが、魚はかなり少ない印象。
魚も少なければ、ライズもない。今日の忍野はそんな感じ。
それと、水量がかなり少ない印象。
ライズがないので、シンカーをつけたピューパを沈めてみる。
大物ヒット!からのバラシ
川に張り出した木の下を狙う。
こういった木の下ポイントはいつも大物が定位している印象がある。
せっかくの忍野なんで、今日は大物狙いと決めていた。
すると、狙い通りに50cmほどのニジマスがヒット。
竿がよく曲がる。
普段、渓流で使用しているグラスロッドとは違って、バットに安心感がある。
竿が全然負けてない印象だ。
が、しかし、この魚はバラしてしまった。
写真にはおさめてなかったが、この後、同じくらいのサイズの魚がヒット。
こちらはラインブレイクという結果だ。
ティペットリングを使って5Xのリーダーと0.8号のティペットを接続していたが、リーダー側から切れてしまった。
4Xくらいの方がよかった。
上流まで歩いてみる
自衛隊橋から上流に向かって魚を歩いて探してみる。
やる気ある魚や大物を探すのも忍野の楽しみの一つだと思う。
この釣り人も魚をかけていた。
護岸が高いので、ロングタイプのランディングネットが必要。
このポイントでは、昨年50cmほどのレインボーが潜んでいた。
重めのフライを結んで、低層を流すと良い結果が得られる気がする。
このポイントもランディングしにくいので注意。
下流に戻り、ヒットもあるが…
下流でニンフを流してみると、2度ほどヒットがあったが、いずれもバラシ。
17時を回り、寒くなってきたので、ここで撤収。
今日は忍野ということもあって、バブアーを羽織ってきたが、夕方になると寒い。
気軽にフライフィッシングが楽しめて、大物も潜んでいる忍野村
そんなわけで、釣果には恵まれなかった今回の釣行ではあるが、狙った大物に口を使わすことができたので、良しとする。
ここは定期的に放流もしているので、またしばらくしたら、来ようと思う。
今回は午後からの釣行だったが、帰り道が混むのが面倒なので、次回は朝早くに来て昼に撤収しよう。
学生から女性までいろんな釣り人の姿があり、このような釣り場は貴重だと感じる。
フライフィッシングの裾野を広げてくれる釣り場ではないだろうか。
ドライフライにこだわらずニンフを沈めれば、ビギナーでも比較的カンタンに良い結果を得られると思う。
『忍野はドライフライじゃなきゃダメ』という意見もあるようだが、そういった考えは、ただでさえ敷居の高いフライフィッシングの入口をさらに狭くしてしまう気がするので、あまり気にしなくていいと思う。
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